これは私の考えなのであくまでも参考までですが、セッションは特段楽しんでもらう必要はないです。
よく継続年数が浅いお客さんと「仕事で疲れたりすると来るの億劫になりますよね」なんて会話をすることがあると思います。私は大体、「だぶんそれはずっと変わらないですよ🙂w」と答えます。

お客様は何を求めて対価を払っているのか…
もちろんその中で楽しい要素が入っていた方がもしかしたらいいのかもしれませんが、

楽しいけど少ししか成果が出ない
すごい楽しいわけではないけど成果がでる

私だったら後者を選び対価を払います。

つまり、楽しいコミュニケーションももちろん重要ですが、成果を出す為にどれだけ一生懸命、真摯に誠実にお客様に対応するかが何よりも重要だと思います。

「コミュニケーション能力があればトレーナーができる」と、SNSでしばしば言われていますが、そんなことないです。そんなに甘くはないです。

少なくとも私たちTTBのお客様（中高年）は。

なぜなら、TTBのお客様は切実な想いで、セッションに来ているからです。
コミュニケーションを求めているわけでなく、切実な悩みに対する成果を求めているわけです。

そうしないと、残りの人生が豊かにならないと思っているからです。

考えてみてください。
自分が70歳で骨折し、寝たきりになり、体力がどんどん落ちていく。
退院後もまともに家を出られずに、QOLが下がっていく。
そんなときに藁をも掴む想いで、息を切らしながらTTBの門を叩くわけです。

私なら成果を求めます。

「会話はいいから俺の残りの人生どうにかしてくれ！」と思います。

TTBのお客様の多くは大げさではなく、それくらい切実な想いなわけです。
それに我々は、応える責務があります。

これは、年齢・社歴・経験は関係なくマインドなので、すぐできます。
これができれば、スキルは不足していても顧客満足は高まります。

TTBトレーナー基準
「自分の大切な人を任せられるトレーナーか」

私が常に自問自答していることであり、TTBトレーナーには求め続ける基準です。
もちろん時には楽しくセッションをすることも必要ですが、中高年の方を対象とした指導の参考までに。